子ども劇場とは


みる」

富山子ども劇場は、幼児から大人まで一緒に楽しめる舞台を定期的に鑑賞をしている会員制の会です。 


 鑑賞会を楽しむ活動として、作品にちなんだ遊びを自分たちで企画したり、その舞台の役者さんをお呼びしてワークショップをするなどしています。

観た後に、感想を伝えあうシェア会では、他の人の感想を聞くことで作品の感じ方が広がったり、子どもの面白い視点に気づいたり、想いに共感したりしています。感想を伝えあうことでさらに観た作品を深めることができます。

 

また、富山子ども劇場では観る作品も自分たちで決めています。おとなもこどもも自分の意見を伝えあい、年一回の企画総会で決定します。自分で投票して選んだ作品を観ることも、自分では選ばなかった作品の魅力に驚かされることも、観つづける楽しみの一つです。

 「あそぶ」

親子キャンプや火起こし体験などの自然体験や、子どもたちと作り上げる“こどもまつり”の主体的な活動など、様々な活動を行っています。自分たちで自由に考えて企画し活動するので、「自主活動」と呼んでいます。

 


 ~「子ども劇場」の成り立ち~

最初の子ども劇場は1965年福岡で誕生しました。その頃テレビが普及し、特に地方では子ども達の生の文化体験が失われていくのでは…との危機感から、文化芸術や遊びの体験を通じ子どもとおとながともに育ち合える場を作ろう!とはじまりました。その後、全国各地に劇場が続々と作られます。富山子ども劇場も1974年2月設立。まもなく創立50周年を迎えます。